帰り道 デートのあと、言いそびれたこと。
段取り

店選びも予約も会話も男。で、盛り上がらなかった?

一人で準備して一人で盛り上げたデートを、最後に一人で採点される。それ、二人で会った意味ある?

記事の場面を描いたオリジナルイラスト
帰り道 / scene 段取り

「どこでもいいよ」「任せるよ」。

ありがたいようで、ちっともありがたくない言葉がある。

店を調べて、空席を探して、場所と時間を決めて、当日の連絡もして。相手が「どこでもいい」と言った瞬間から、仕事がこっちに全部落ちてきてるんだよな。

「任せる」は自由を渡してるんじゃない

もちろん、店選びが好きな人もいる。得意な人がやればいいという考え方だって分かる。

ただ、任せた側が後から「料理が微妙」「駅から遠い」「思ってた雰囲気と違う」と採点だけ始めるのは別だ。

決定に参加しなかった人が、結果だけフルスペックで批評する。

それをされると、店を選んだ人間だけが責任者になる。初デートに来たつもりが、プロジェクトマネージャーとしてクレーム対応をしている。

会話も同じことが起きている

プロフィールを読み返して話題を用意する。相手が返してきた言葉にまた質問する。少し間が空けば次の話を振る。

そうして一時間をつないだ後、「会話が盛り上がらなかったね」と言われる。

いや、どこからどこまでが俺のターンなんだよ。

会話は交互に投げ合うものだ。自分から質問しなくてもいい。せめて相手の投げたボールを、一語で地面に落とさないくらいはしてほしい。

最悪なのは、全部片付いてからの採点

男が何も計画しないと「頼りない」。計画すると「好みに合わない」。会話を振れば「質問ばっかり」、振らなければ「話題がない」。

この評価軸のままじゃ、何を選んでもどこかで減点される。

その日のデートがつまらなかったなら、双方に相性の問題がある。そこは否定しない。

ただ、接客された側の満足度調査みたいに言うな。二人で参加したイベントだろ。

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