帰り道 デートの帰り道に読む
考えたこと

モテない男の特徴、という検索を自分がしていた

モテない男の特徴って何だろう、と何度も検索してきた。そして分かったのは、特徴を知っても何も変わらなかった、ということ。三十代のモテない男が、検索してやっと見えたもの。

「モテない男 特徴」と、私は何度も検索してきた。三十歳を過ぎてからも、スマホの履歴は同じ言葉だらけだ。

検索して分かった「特徴」の一覧

検索すると出てくる特徴を、私はぜんぶ自分に当てはめてきた。

清潔感がない
自分の話ばかりする
気が利かない
服に無頓着

当たってる。どれも当たってた。でも、当てはまったところで、私は一ミリも変わらなかった。

特徴を知っても、直し方が分からない

特徴が分かっても、そこから先がない。

「清潔感がない」と分かっても、具体的に何をすればいいか分からない。「気が利かない」と分かっても、どうしたら気が利くのか分からない。

特徴は「症状」であって「処方箋」じゃない。 私は症状の名前をずっと集めてただけで、治療は始めてなかった。

いちばん当たっていた特徴は、自分で書いた

検索してるうちに気づいた。特徴を検索している時点で、私はすでに分かってた。

「モテない男は、モテないことについてずっと考えている」 ——これが、いちばんの特徴だった。

モテる男は「モテない男 特徴」なんて検索しない。自分がモテないことを認め、その特徴を並べて、それで終わってる。検索してる時間は、何も行動してない時間だ。

で、今はこうしている

今は「モテない男 特徴」を検索する代わりに、ひとつだけ実行することにしてる。

検索する手が止まったら、その日のうちに何か一つ。散歩でも、筋トレでも、服を買うでも。検索は特徴の確認で、行動は特徴の変更だ。

モテない男の特徴を知っても、モテない男のままだった。知ることをやめて、一つずつ直し始めてから、ようやく「特徴」が減っていった気がする。

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